先日、長男夫婦が孫たちを連れて遊びに来た時、長男の嫁が「おじいちゃんがおばけになったわけ」という絵本を持ってきました。
なかなかいい絵本なので買ったとのこと。孫たちにも読んで聞かせているようです。
私も読んでみましたが、確かになかなかの感動ものです。死んだおじいちゃんと孫の話です。
絵本なので子ども向けなのはもちろんですが、孫のいるおじいちゃんにもぜひ一読をおすすめします(笑)
デンマークの絵本で、日本では2005年初版です。わりと最近ですね。
私の3人の子どもたちが絵本に夢中になっていたのは主に1990年代でしたので、私にとってこの絵本は今回が初見参です。
【あらすじ】
エリックの大好きだったおじいちゃんが死んでしまった。
教会で葬式のあった夜のこと。何と死んだはずのおじいちゃんがおばけになってエリックの部屋に現れた。
エリックは喜んで一晩中おじいちゃんと遊んだので睡眠不足になり、次の日は学校を休んだ。
次の日もおじいちゃんのおばけが現れた。
なぜおじいちゃんがおばけになったのか二人で調べてみると「この世に忘れ物があるとおばけになる」ことがわかった。
そこで「忘れ物」が何かを調べに、おじいちゃんのおばけとエリックは(パパとママとエリックの住んでいる)家を抜け出して、おじいちゃんの家に行くことにした。
おじいちゃんの家に着くといろいろなところを調べまわったが、「忘れ物」のことはわからなかった。
次の日の夜も「忘れ物」を探しに、今度は二人で町をうろついたが、結局わからなかった。
そして次の日の夜のこと。エリックはこの夜もおじいちゃんのおばけを待っていたが現れなかったので、町やおじいちゃんの家に探しに行った。見つからずあきらめて自分の部屋に戻ると、にこにこしておじいちゃんが待っていた。
おじいちゃんが亡くなる前に二人でいろいろ遊んだことや楽しんだことを一緒に思い出した後、おじいちゃんのおばけはエリックに「忘れ物」がやっと見つかったことを告げた。
そしてエリックと最後のお別れをした後、おじいちゃんのおばけは家を出てゆっくり歩いて去っていった。
さて、その「忘れ物」とは?
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